こんにちは、Emiru(@emiru_rn)です。
僕は現在、Xbox ワイヤレスコントローラーを無線トラブルなく使用しています。
無線通信を行うレシーバーもXbox専用のものではなく、ただの安いBluetooth レシーバーです。
無線通信できない方向けに、本記事では考え得る原因とその解決方法をお伝えします。
Xbox ワイヤレスコントローラーがPCに認識されない原因

コントローラーが認識されない…。せっかくコントローラーを買ったのに、遊ぶ前にストレスフルなトラブルに直面してしまいました。
さっそく、その原因を一つ一つ紐解いていきましょう。
接続できない原因としては主に以下の4つが挙げられます。
- PCにBluetooth 受信機が無い
- コントローラーの電池が切れている
- PCが接続適正のOSにアップデートされていない
- 直前にXboxに接続した
PCにBluetooth 受信機が無い
あなたのPCには、無線(Bluetooth)の受信機が備わっているでしょうか。
Xbox コントローラーの接続形式は2つあります。
- 有線
- 無線(BluetoothとXbox Wireless)
無線接続するためには発信機と受信機(レシーバー)の両方が必要になります。
発信機はコントローラー本体で、別途何かを用意する必要はありません。しかしながら、受信機はPCの購入オプションで「Bluetooth 機能を付けない」を選んでしまうと文字通りBluetooth 機能を持たないPCとなります。ドスパラなどのオンラインショップでデスクトップPCを購入する時に聞かれたりします。
まずはPCの無線装置の有無を調べましょう。
その後、以下のいずれかをクリックしてください。
「ある」と答えた人
あなたのPCには受信機があることが分かりました。
もしかしたら、多数の機器とBluetooth 接続しているがために、PC側の接続可能台数を超えてしまっているかもしれません。
Bluetooth のバージョンは「3.0以前」と「4.0以降」で通信性能が多少異なります。
どちらも安定して接続できるのはせいぜい4台までと言われています。
もし4台以上接続しているのであれば、接続を1台以上切ってからコントローラーを繋げてみてください。
それ以外に考えられる原因はこちら。
「ない」と答えた人
当たり前ですが、PCに受信機がないことには何も始まりません。
受信機を付ける場合は二つの選択肢があります。
- 外付けBluetooth レシーバーの購入
- Xbox ワイヤレス専用レシーバーの購入
それぞれ解説します。
その前に、「内蔵したい」という方は技術的な話が入り混じってくるので今回は省略します。ここでは、外付けに関した内容をお伝えします。
外付けBluetooth レシーバーの購入
先程も少し触れましたが、Bluetooth のバージョンには「3.0以前」と「4.0以降」のものがあります。推奨されるのは4.0以降のものです。わざわざ古い技術のものを購入するメリットもないので、4.0以降を選びましょう。
参考までに、筆者が購入し、現在も使用しているBluetooth レシーバーはこちらです。(2023年9月現在)

こちらはBluetooth 5.0にも対応しています。リーズナブルで、コントローラーだけでなくワイヤレスイヤホンやマウスなど問題なく接続できているので迷っている方はコレでOKです。
Amazonなどで商品リストを見ていると分かるのですが、新しい第5世代Bluetooth レシーバーがかなり安い値段で販売されていたりします。詐欺商品の可能性を否定できない(むしろ可能性は高い)ので、あまりにも安すぎる商品は購入しないほうがいいでしょう。1000円以下は怪しいです。
Xbox ワイヤレス専用レシーバーの購入
特別他の周辺機器と接続する予定もなく、がっつりゲームをやりたい方には「専用レシーバー」がおすすめです。こちらの専用レシーバーはXbox Wireless というMicrosoftのXbox専用通信技術を使用しています。

他の無線機器に干渉されず、通信速度の向上や接続切れしにくいなど、さまざまなメリットを受けられます。
値段がかなり高いのでほぼプロ向け、プロを目指す人向けですがコントローラーと専用通信できるものはこれが唯一無二なため、少しの遅延も許したくないという方はこちらの購入をおすすめします。
コントローラーの電池がない
Xbox ワイヤレスコントローラーは電池式で、背面の蓋を外して単三電池2本、または公式が販売するこちらの充電式バッテリーを入れる必要があります。僕も最近購入して、使用感など記事にしています。

適正デバイスではない
無線接続を行うにあたり、Windows デバイスにも対応・非対応のものがあります。Microsoft 公式ページでは、その対応バージョンについて明記されています。
Bluetooth を使用するには、Windows 10 Anniversary Update 以降を実行する Windows デバイスが必要です。
Microsoft – Xbox
直前にXboxに接続した
これはご自宅にXbox本体がある方のみ該当します。
Xbox ワイヤレスコントローラーは仕様で接続先を瞬時に切り替えることができます。コントローラー表面のペアリングボタン ((( を2回押すと、コントローラーは最後に接続されたデバイスに切り替わります。
ペアリングボタン ((( 長押しでペアリングモードに入ります。自動で検索し、接続可能であれば接続します。
検索が自動であることから、ペアリングボタン(((を長押しした時に、優先的にXbox本体につながってしまいPCへの接続が行えていない可能性があります。
Xbox本体の電源を落とした後、ペアリング検索中の印であるXboxボタン⊗の点滅を確認し、PC側の操作で接続しましょう。
次でその方法をお伝えします。
Xbox ワイヤレスコントローラーとPCをBluetoothでペアリングする方法

コントローラー側とPC側に分けて解説します。
コントローラー
以下の手順に従い、ペアリング待機状態にしましょう。
- 中央のXboxボタン⊗を押してコントローラー起動
- コントローラー前面のペアリングボタン(((を長押しして、接続待機状態にする(Xboxボタン⊗が点滅します)
PC
- [スタート]を押した後[設定]→[デバイス]→[Bluetoothとその他のデバイス]の順に選択(Windows 11なら[設定]→[Bluetoothとデバイス])
- Bluetoothをオンにする
- [Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する]→[Bluetooth]の順に選択(Windows 11なら[デバイスの追加])でPCがコントローラーを検索開始
- [Xbox ワイヤレス コントローラー]or[Xbox Elite ワイヤレス コントローラー]→[完了]の順に選択
これでペアリングできるかと思います。
Xbox ACCの解決方法

Amazonのレビューで気になるコメントがあったので、こちらで要約したものを書かせていただきます。ごくわずかですが、デバイスマネージャーに「Xbox ACC」と表示され使えない人がいるみたいです。
解決方法
解決時のOS:Windows 10 バージョン2004
公式のヘルプでは、ドライバのアンインストールや再起動を勧められますがこの方法では解決しません。
この問題の解決方法は以下の通りです。
【Microsoft Update カタログ】で検索>Microsoft 公式ページへ。
【Xbox wireless adapter for windows】で検索>下記のファイルを探す。
※cabファイルがダウンロード後、解凍。デバイスマネージャーでXbox ACCに対し、解凍したファイルを手動でインストールすれば完了。
ダウンロードするファイル
- Microsoft – Net – 11/30/2015 12:00:00 AM – 21.50.45.656
- Drivers (Networking)
- 10.07.2017
- 1.0.46.1
- 217 KB
最後に
コントローラーが繋がらない原因は様々です。またBluetooth レシーバーに関しても、せっかく買ったのに繋がらないということがあります。
その時はレシーバー側に「ドライバーインストール必須」といった文字がパッケージに見当たらないか確認しましょう。
コメント