こんにちは、Emiru(@emiru_rn)です。
世の中には様々なワックスがあって、どれが自分に合ってるのか、探すのには一苦労します。
今回は一般的なワックスの種類と特徴について解説します。さらに僕自身天パなので、天パやクセ毛に合うおすすめのワックスタイプも合わせて紹介します。
ヘアワックスの種類とその特徴について
ワックス選びでまず悩むのが「ワックスタイプが決まらない問題」です。
ワックスにはたくさんの種類があり、特徴もそれぞれ違います。
ファイバータイプ
「ファイバータイプ」は粘り気があってスタイリング力の高いワックスです。
ファイバーとは「繊維」の意味で、髪の毛によく馴染んでスタイリングのバリエーションを広げてくれます。
スタイリング初心者でも使いやすく束感を作りやすいのが特徴です。
しかし油分が多いのでつけ過ぎには注意。
スタイリングの自由度、キープ力の面では申し分のないワックスなのですが、チリ毛との相性はあまり良くありません。
どうしても、鳥の巣っぽくなってしまいます。
- セットしやすく初心者におすすめ
- ホールド力は高く一日長持ち
- つけすぎによるベタついた印象に注意
- チリ毛とは相性✖️
♦おすすめのファイバータイプワックス
安くて内容量多めのナカノシリーズがおすすめです。

ドライタイプ
質感はパサっとしたいわゆる「クレイ」「マッド」といわれるワックスです。
油分が少なく軽いのでふわふわしたエアリーな髪形だったり、すいた髪型のスタイリングに向いています。
前述した通り、マッド感の強いワックスなのでツヤは生まれません。
僕のようなチリチリ系の天パ(クセ毛)が使うのには一癖も二癖もあります。
♦クセ毛でも短髪なら選択肢としてアリ
短髪であればクセ毛、チリ毛でもセットはしやすいでしょう。
毛が短い時はクセがまだそこまで強くなく、ワックスで好きな動きをつけられると思うのでクセを活かしたスタイリングは十分可能です。

クリームタイプ(クセ毛におすすめ)
全てのバランスが整った「クリームタイプワックス」はどんな髪質にも合い、選択肢からは外せないワックスです。
ホールド力やツヤは平均的で、どんなシチュエーションにも使用できます。
クリームタイプワックスですが、クセ毛との相性は◎。
その理由は、
- 自然なクセが表現できる
- ツヤを与えてくれるものが多い
- 手直ししやすい
あと、スタイリング中ストレスを感じないのも評価できます。
前髪をおろしてクシャクシャな髪型にしてもよし。後ろに持っていってオールバックっぽくしてもよし。なんでも好きな髪型にスタイリングできるでしょう。

グリースタイプ(クセ毛に超おすすめ)
ツヤが欲しいといって無視できないのがこの「グリースタイプ」。
そしてクセ毛に一番おすすめなのもこのタイプのワックスです。かっこよく、またオシャレに決まります。
♦【オススメ】クールグリースG
数あるグリースの中で僕がよく使うのが阪本高生堂のクールグリースGです。スタイリング初心者にも使いやすくおすすめです。
こちらもご覧になってください▼
♦GATSBY Styling Grease
セブンイレブンでも買えるのですぐに必要という時に嬉しいです。
このワックスについては以下の記事で解説しています▼
ジェルタイプ
「ジェルタイプ」と聞いてすぐにイメージできる人も多いでしょう。見た目はウェッティに、仕上がりはパリパリになるワックスです。
水をつければある程度の手直しは可能です。
基本的にジェルを使ったスタイリングは前髪を上げるオールバックです。ピシッと決めたい日に使うのが理想です。
なので、
- スタイリングの幅は狭い
- けど、セット力とツヤはピカイチ

ポマード
「ポマード」、初耳の人が多いかもしれません。簡単に説明します。
ポマードは油性のゼリー状あるいは粘性をもった整髪料で、スタイリング時はグリースのような使い方で使用されます。
♦【余談】僕とポマードの出会い
ある日美容師さんに、こんな悩みを話してみました。

そういえば、今はなんのワックス使ってるの?

クールグリースです。でも時間が経つとツヤがなくなってしまって…

あ、じゃあポマード使うといいよ!今持ってくるね。

ありがとうございます!
美容室は午前の予約で、スタイリングしてもらった後は一日外にいたのですが、セットは崩れていない&ツヤも保っているという驚きのワックスでした。
ポマードに関して、特に天パの方向けに詳しく書いた記事があるのでよければご覧ください▼
ヘアバーム
「ヘアバーム」、最近何かと話題のアイテムです。
ヘアバームは、ミツロウなどの脂質を原料にしている、髪にツヤや香りを持たせるのに適した半固形状のスタイリング剤でワックス+αのポジションで活躍します。
特におすすめの使い方は「クリームタイプワックス」に混ぜて使うこと。これはクセ毛のあなたにも是非実践してほしいスタイリング方法で、シルエットとツヤ、香りまでもが揃う、僕の中ではファイナルアンサーと言っても過言ではないほどおすすめの使い道です。
♦ヘアワックスとの違いはセット力
ヘアバームはどちらかというと「ヘアオイル」のような立ち位置なのでセット力はほとんどありません。
植物性由来の成分が多く含まれており、髪にツヤや保湿成分を与えるなど健康的な髪の毛を育てるサポートアイテムといったニュアンスで捉えてください。

上記の商品は僕がおすすめするヘアバームです。
以下でさらに詳しく解説しています▼
ワックス選びに迷ったらスタイリストさんに聞くのが早い
やはり自分よりも知識のある人に聞くのが一番正確で早いです。これは総じて無駄なコストを抑えることにも繋がります。
実際、スタイリストさんはあなたの髪を触っていますし、彼らの引き出しから出てくる知識と経験の合わさった“知恵”がきっとあなたにとってベストなアンサーを届けてくれます。
美容室なら様々な種類のワックスを試用してくれるところも多いと思うので、躊躇わず質問してみてください。
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