超リアル!約半年分のアメリカ留学費用を公開します

世界

こんにちは。Emiru(@emiru_rn)です。

留学にかかる費用は人それぞれ。
「外食多めな人」「オシャレが好きな人」そして専攻によってかかる費用もかなり違います。

今回は、アメリカ留学中に一人暮らしをしていた僕が、実際に記入していた自作の家計簿をもとに約半年分の「学費 + 生活費」がいくらかかるのかをお伝えします。

  • 半年分の留学費用は?
  • 留学費用を節約する方法は?
  • 節約する上で気をつけることは?
アド

家計簿で見る半年間の留学費用

海外の大学の大半が「セメスター制」という2学期制度を設けています。1年間の課程を約4ヶ月、2回に分けて行う制度です。ほとんどの人が4、5ヶ月間隔で長期休暇を挟み、その度に家族から仕送りを受けている人が多いでしょう。

実際につけていた家計簿

これが実際につけていた自分お手製の家計簿です。

エクセルで作った家計簿の写真

  • Name of Cost:費用名
  • Expected Cost:見込費用
  • Monthly Consumption:月別費用
  • Expected Total:見込費用合計
  • My Balance:残高
  • Monthly Cost:実際の月別費用
  • Total:約半年分の費用合計
  • Available:残高から掛かった費用合計を引いた金額

費用の詳しい内容

8月末(二年目の夏)

夏休み終了間際、日本からアメリカへ戻る。
支払ったのは交通費のUSD25.00(知人の迎えでガソリン代を渡した)を除いて、8月の家賃と携帯代のみ。

9月

9月は授業料やミールプラン(食券)など学校関連の費用がほとんどで、帰国用のチケットも同月に購入しています。「Others」のところは同月から一人暮らしだったため、生活用品諸々を一気に買い込みすぎて出費が嵩張りました。

10月

Thanksgiving Week」という祝日期間(その週は大学がお休み)があり、その時に行ったNYC(ニューヨークシティ)の観光代がOthersのほとんどを占めています。


11と12月

「家賃」「携帯代」「グロサリー」「洗濯代」くらいです。12月は帰国のための空港までの公共交通費がかかりました。

半年間の費用合計

  • 学校の費用:USD6522.00
  • 生活費とその他:USD5037.00

ということで合計は、

USD11559.00

日本円で1,274,460円
※1ドルあたり110円計算

このような金額になりました。高いですね…。

【試して欲しい】留学先の節約術

前述の合計金額…実は節約した結果の金額です(節約ガチ勢ではなかった)。

でも僕以上に、下記のことに気を付ければかなりの節約が期待できます。

  • 自炊しろ!
  • 一人暮らししろ!
  • 携帯は必要最低限のパケットプランを選べ!
  • 家電はもらえ!
  • 洗濯物はギリギリまでためろ!

自炊しろ!(ミールプランも場合によってはアリ)

ミールプランで食事をとるか自炊するかをまず決めましょう。ミールプランなら、初めは一番最小のものを選んでください。自炊するなら、作り置きできる量を毎回作るよう心掛けましょう。

けど節約を考えるのなら100対0で自炊が良い

日本米は高いから他国米

日本人ならお米が食べたくなります。その気持ちは痛いほどわかりますが、特別な時以外は我慢して他国米を買うようにしてください。アメリカで買う日本米ってバカ高いんです…。

東南アジア原産のものでも日本米に非常に似たお米が売ってることもあります。現地スーパーに立ち寄ってみて、自分の好きなブランドを見つけてみてください。

ミールプランとっても結局自炊や外食もしたくなる話

「ミールプラン」とは、キャンパス内の食堂ー通称「カフェテリア」で食事をとる時に使う「食券」のことです。

大学は日替わりメニューを用意しているところが多いのですがほとんどは周期制です。一週間もあればいい方。

当然、大学には長期間いるので学校の味にだんだんと飽きてきます(経験談)。

何が起こるかというと…

なぜか外食が増えていきます。これは自分の周りの環境に左右されますが、食事に刺激を求めるんだと思います。外食なら手っ取り早いですからね。

留学1年目の頃、当時僕は「なぜ?」までを考えなかったのですが、本能的に違う味を求めて外食を増やしてしまいました。

なので、ミールプランならはじめは一番安くてクレジット(食券数)の少ないものを選ぶようにすると、自炊欲が生まれたときにあまり損をしなかったり、たまになら外食は全然良いのでうまくバランスをとることができると思います。

一人暮らししよう!(ケースバイケース)

学校が提供している留学生用の寮は少し割高なので、個人的にはあまりオススメはしないのですが、留学始めは人とつながっていくことが最優先事項なので、そのために寮を選ぶという選択は推せます。

しかし、居続けないこと。

一緒に住みたい人(彼女や友人)ができたら校外のアパートに移るなり、もちろん一人暮らしを開始したほうがお金のマネジメントもしやすく節約につながります。

共同生活は注意が必要

寮に住むのなら「割り勘」という言葉には注意しましょう。

経験談をもとに解説します

値段は割り勘かもしれません。ですが、分量をほかの人が多く取ってしまうことはよくある話なので、この言葉は「リスクワード」と捉えて心に留めておいてください。

僕もこうした経験が何回もあり、至った結論は「消耗品は自分用に自分で買う」です。これを聞くと共同生活に合わない人というレッテルを貼られそうですが、損して辛いのは自分なので、お米もパスタも洗濯洗剤も何から何まで個人で揃えた方が問題も起こらないし平和です。

自分から始めれば、勝手に周りもそういうスタイルに切り替わっていくものですよ。

一人暮らしするならリサーチは徹底的に!

もし、あるなら近くの不動産屋、それがなければネットを使って物件の周辺検索をしましょう。早い話で先輩に伺って同じアパートに住むのも全然ありです(僕はそうしました)。

気になる物件が見つかったらランドロード(大家)にすぐコンタクト。大体は下見に来れる日はいつかを聞かれるので、予定を立てて下見に行きましょう。

大家さんには何を聞けばいい? 解説します

下記の項目を尋ねてください。

  • 光熱費(固定か使用分か)
  • Wi-Fiの有無(入居が決まったらSSIDとパスワードを聞くのも忘れずに)
  • 備え付けの家具家電について(後でもらえるか等)
  • 前後左右の住居者情報
  • Deposit(預け金)の金額
  • 大家の携帯番号以外の緊急連絡先

以上を尋ねて、不満がなければ契約しても構いません。

ちなみに僕の場合は月5万円で光熱費固定(使った分請求ではなかったので)とWi-Fi完備でした。

当時の家の様子を公開

こんな感じでした。

  • 冷蔵庫、コンロ、壁掛けヒーター(寒い地域なので)
  • シングルベッド、クローゼット
  • 中サイズのテーブル
  • 来客用チェアx2、その他椅子x2
  • 傘置き、シューズスタンド
  • スタンドライト大、スタンドライト小

画像もあるのでよかったら参考までに(散らかっていてすみません笑)。

留学時の自宅の中の様子

携帯は必要最低限のパケットプランを選べ!

3GB/monthくらいが最適でしょう。少なすぎても万が一の時が怖いですし…。

あればあるだけ(時間も)浪費するので、初めから少ない方が娯楽にも使わず学業に専念できますし、勉強しかやることないという環境に身を置けていいですよ。

SIMフリーカードの契約がおすすめ

現在「SIMフリーカード」はどこにでも売っています。わざわざ携帯会社と契約するのは面倒ですよね。
※SIMフリー対応スマホが必要です。

自分で好きなパケットプランを選べます。

僕はこれを使っていました

最初は3GB/monthのプランを買っていたんですけど、アパートのWi-Fiがおかしくなり途中で使えなくなったので最後はこれを使っていました。

家電はもらえ!

必要な家電は買わずに揃えることが意外と可能だったりします。誰かからもらったりフリーマーケットに足を運んで家電をいただくことになるでしょう。そのためにはネットワーク(人間関係)が重要なので、普段から好印象を持たれる言動を意識しておきましょう。

助けを求めているときに「この人なら助けてあげたい!」と思われることはこれから先かなりアドバンテージになってきます。

予期せぬお宝に出会えることも

アメリカ人はよく自宅のガレージを開いて「ガレージセール」を開催していることがあります。

正規店の中古価格より断然安い値段で売っていたりするので、見かけた時はぜひ足を運び入れてみてください。思わぬ掘り出し物があったりします。

僕はこれで、状態の良いMagic Mouse(Apple社が出すMacのマウス)をUSD15.00で買ったことがあります。

洗濯物はギリギリまでためろ!

洗濯ドラムに入るギリギリまで洗濯物はためましょう。靴下や下着は手洗いできたら手洗い(途中からめんどくさくなるのは想像に容易いですけど)。液体タイプの洗濯洗剤をお湯と一緒に浴槽や桶などに入れてタオルや服なども揉み洗いするとかなり洗濯費は抑えられます。

乾燥機は使うべき?

乾燥機について解説します。

乾燥機は洗濯後に毎回使うようにしましょう。

理由は二つあります。

  • 単純に時間を節約できる
  • 治安の問題で外に干さないほうがいい

アメリカの大学は忙しく、常に課題か何かに追われていることが多いです。いちいち洗濯物を干して乾かしてなんてやっていると貴重な勉強時間まで削ってしまいます。一回の乾燥でUSD1.00もあれば足りるので、躊躇わずに利用しましょう。

治安上、アメリカでは外に干すという行為はあまり見かけません。なのでアパートの構造や設備も干すのに適した作りになっていることは稀です。

乾燥機を使うなら値の高いものは入れないこと

日本のようにコインラウンドリー内でも治安がいいということはまずありません。どこかであなたの私物に目を光らせているものがいると常に警戒しておくことをおすすめします。

洗濯・乾燥中はその場を離れてもいいですが、盗まれてもショックを受けないものだけを乾燥機に入れるようにしましょう。

最後に

留学費用は努力次第でいくらでも節約できます。

浪費する原因のほとんどが、何かの衝動に負けてお金を使ってしまうことです。友達の誘いや衝動的な物欲しさ、一度冷静に考えてから判断するようにしましょう。

金銭感覚のコントロールは大人でも苦労します。将来みっともない大人にならないためにも金銭管理力は鍛えておきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました