
ヘルシーで良質な油で料理したいけど、コストもかかるし使った油を捨てるのが勿体無くて…。
こんにちは、Emiru(@emiru_rn)です。
あなたは揚げ物に使った油をそのままゼリー状に固めたり、その他の方法で廃棄していませんか?
実は油は保存と再利用ができます。
オリーブオイルなどの高い油はできるだけ捨てずにリユース(reuse) したいですよね。
本記事では、油を濾すのに使うとあるアイテムを具体的な使用方法と一緒に解説していきます。
♦この記事でわかること
- 油の再利用に必要なアイテムとは
- 油を保管、再利用するときの注意点とは
揚げ油を再利用できるアイテム
下記についてご紹介します。
- 濾し紙
- オイルポット
濾し紙
使った油をキレイにしなくては、次も使えませんよね。そのために、僕はこちらを使用しています。
繊維のキメが細かく、不純物は何人たりとも通しません。スーパーなどに売っているものならどれでもいいかと思います。使った油の量にもよりますが、一度のろ過には時間がかかります。
大きさはこんな感じです。手のひらサイズで、肌触りが良いのが特徴です。
調べたところ、口コミがよかったのは以下の商品でした。

オイルポット
油の保存先です。
濾し紙なしでもいけますが、紙があったほうがより綺麗にろ過できます。

揚げ油の保存・再利用上の注意点
保存時の注意
下記の点に留意してください。
- 揚げた直後の油がまだ熱いうちに濾す
- 手袋をするなど、油が飛んでも大丈夫な格好
- オイルポットに入れる油の量は8割以下にする
- 濾す時は流しの中でやる
- 長期間の冷蔵庫保存は避ける
- 日光の当たらない室温下で管理する
油が冷めてくるとだんだんと固まってきて濾しにくくなります。さらに、空気にさらす時間が長いと酸化してきて、異臭や成分崩れの原因になります。
再利用時の注意
♦油の状態が以下のようであれば使用をやめる
- 使用する前に比べて色が濃く、テカりが激しい
- 粘り気が強い
- 変なニオイがする
- 加熱すると過度な変色をする
- 180℃前後で煙が発生する
僕の肌感ではありますが、同じ油を再利用するのであれば衛生上3回程度が限界だと思います。油を使ったレシピにもよりますが、肉や魚料理などに使った場合は再利用回数は少なくするべきでしょう。
使い方(画像あり)
今回は、実際に「とんかつ」を作る時に使用したオリーブオイルで解説します。
まずは普通に豚肉を揚げます。
これを見ると食べたくなってきますね。
「とんかつ」が出来上がりました。
※飯テロ注意です。
では、使用後の油はどうなっているでしょうか。見えにくいかもしれませんが、衣くずがたくさん浮いています。
このまま再利用するのは流石に気が引けますね。
先ほどのオイルポットに濾し紙をセットします。
※染みはポット表面の油
注ぎすぎるとポットの器から溢れてしまうので、何回にも分けて濾してください。インスタントコーヒーを淹れる時のあの感覚です。
油を濾し終えると下のようになります。油かすが大量です。
気になるポットの中身はというと、ご覧のように超綺麗です。
最後に蓋をして、常温の場所に置いておけば完了です。
後述
念押しにはなりますが、油の温度には特に注意してください。まだ油が熱い状態で一気に多量を注いでしまうと、それが跳ね返ってきて皮膚にでもついたら大火傷を負う可能性があります。
キッチン環境をしっかりと把握し、安全が分かった上で使用しましょう。
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