PASMOをカードからモバイル版に切り替える時の注意点

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こんにちは、Emiru(@emiru_rn)です。

先日、モバイルPASMOに切り替えました。携帯でピッ。非常に便利で、なんでもっと早くに切り替えなかったんだろうと自分を責めました、2秒だけ。

しかしながら、使っていると「これは逆に不便だな」「知らずに切り替えると後悔しそう」というものが浮き彫りになってきたので、それについてお話しします。

最後までお付き合いいただければ幸いです。

アド

【聞いて欲しい】モバイルPASMOに切り替える時の注意点

下記の、PASMOをカードからモバイル版に切り替えるときに注意したい点を解説します。

  • 現行のPASMOカードは使えなくなる
  • データ移行は良好な通信環境下で
  • オートチャージ設定はすぐにはしないほうがいい

現行のPASMOカードは使えなくなる

PASMOをモバイル版へ移行すると、手元のPASMOカード(本体)は利用できなくなります。悪用を防ぐためですね。

移行が完了したらカードにはもう用がありません。
個人情報が記載されているため、クレジットカード同様ハサミで千切り状態にしてから破棄するようにしましょう。

データ移行は良好な通信環境下で

自宅など、安定したWi-Fi環境下が望ましいです。フリーWi-Fiはやめておきましょう。

カードの情報をモバイル版に移す時、途中で通信が遮断されると予期せぬトラブルを引き起こし兼ねないので、データの移行作業は通信環境が安定しているところで行うようにしましょう。

また、公共Wi-Fiや鍵のないフリーWi-Fiは「盗聴」の恐れもあるので、専門的な話になりますがWPA2/WPA3(暗号化通信)ESS-IDステルス機能がしっかり備わった自宅のWi-Fiを使いましょう。呪文のような言葉を並べてすみません。以下で捕捉します。

WPA2/WPA3

「Wi-Fi Protected Access」の略で無線LANの通信を暗号化して傍受されないようにする規格(決まり事)です。WPA2を強力にしたWPA3が今では主流です。

ESS-IDステルス機能

Wi-Fiを探すときに無線LAN機器の名前が表示されますよね。あの名前が「SSID」で、それを許可しない第三者から検索されても表示させない(応答しない)機能のことです。不正アクセスで勝手に利用されるのを防ぎます。

オートチャージ設定はすぐにはしないほうがいい

これは個人的な意見ですが、オートチャージ設定は移行直後は控えたほうがいいでしょう。

その理由は以下です。

  • システムの信頼性を確認したい
  • 交通系ICチャージにおすすめのクレジットカードも存在する

システムの信頼性を確認したい

データの移行が完了しても(してるように見えても)、移行時の通信環境、またはサーバー側の不調でしっかり反映されていないことが万が一あることも考えられます。

これはこのアプリに限らず、すべてのアプリに言えることですが、個人情報とクレジットカード(お金)の両方を扱うものは十分な配慮が必要です。

なので何回かは自動券売機にスマホを置いて、現金を投入してチャージするようにしてみてください。

交通系ICチャージにおすすめのクレジットカードも存在する

ほとんどの方がPASOMOをカードからモバイル版に移したとき、登録するクレジットカードは今手元にある普段よく使うものを選ぶでしょう。ですがそれは少し気が早いかもしれません。

実は、交通系ICにはそれぞれ相性の良いクレジットカードというものが存在しているのをご存じですか?

高還元率のカードを使えば、気づいたころにはかなりのポイントがたまっているでしょう。

【あるある?】モバイルPASMOで不満に思った点を共有します

モバイル版に切り替えて改めて思ったのが、カードもモバイル版も、一長一短であることです。カードにはカードの良さ。モバイル版にはモバイル版の良さというのが存在します。

モバイル版に切り替えてからの数日は感動が多かったのですが、使っていると致命的な部分もだんだん浮き彫りになっていきます。

早速共有します。

  • エラーを起こして入場できない時がある
  • 専用チャージ機が無い駅がまだ多い
  • PASMO利用時の画面が邪魔

エラーを起こして入場できない時がある

これは二度体験があります。読み取り機にかざしても反応せず、ホームに入場できない。これはストレスですね。

どんなアプリもエラーが起きないとは限らない。それは重々承知しています。なので仕方ないっちゃ仕方ないのですが、緊急時は困りますね。

アルバイトで接客している時も、お客さんの支払いがPASMOでこちらが「読み取り機が青く光りましたらタッチをお願いします」と言ったあとに携帯をかざしても反応せず、携帯に再起動をかけて再度かざすと反応するなど、他の人のエラーケースは目の前で何度も見たことがあります。

専用チャージ機が無い駅がまだ多い

以前はPASMOもSuicaもカードだけで、カードを差し込んでチャージするのが当たり前でした。今は携帯やスマートウォッチなど、多種多様な端末に実装できます。

しかしそれらの端末は今までのようなカード差し込み口でのチャージはできません。そこで普及したのが置くタイプの専用チャージ機です。主要な駅でよく見かけますよね。

けれどその専用チャージ機の配置がまだ間に合っていない駅も多く、東京でも小さい駅はまだなかったりします。そうなれば切符を買うしか手はなく、現金を持ち合わせていないとそもそも切符すら買えないという悲しい結果に終わってしまいます。

PASMO利用時の画面が邪魔

これは気にする人しない人で分かれますが、清算時はスマホで別の画面を開いていても「PASMO利用確認画面」が表示されます。YouTubeを開いていても、ブラウザでブログを読んでいても表示されます。

毎回確認が出るので知らぬ間に使っていたというトラブルは無くなるとは思いますが、これに関しては不満というより、我慢しなくてはならないところと捉えた方がいいですね。

【よくある疑問】スマホの充電が無くなってもPASMOは使えるのか?

結論から述べると、使えます。

ですが何回まで使えるのかというのは調べても分かりませんでした。

分かったのは以下で、

  • iPhoneならXs以降の機種
  • 最新のOS(少なくとも利用可能機種実装後のOS)
  • 予備電源で数回程度なら利用可能

とのことでした。ご参考までに。

本日は以上です。

ここまでお付き合い下さりありがとうございます。

ではまた次の記事で。

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