シャンプーのやり方って何が正解かわからないですよね。
シャンプーをする意味や、毎日する必要があるのかどうか…。
今回は、みなさんの間違ったシャンプーの先入観を払拭し、頭皮環境を整えるシャンプーのやり方を解説します。
シャンプーの役割とは?
そもそも、なぜシャンプーをするのか。
シャンプーは髪の毛についた埃や整髪料、余分な皮脂を落とす役割があります。一日頑張った髪の毛を元の状態へ戻すために、また頭皮環境を清潔な状態に保つために使用します。
シャンプーにも種類があり、アミノ酸系、高級アルコール系、石けん系などがあります。それぞれ洗浄力や効果が違うので、肌に合わせたシャンプー選びをしましょう。
シャンプーの適量とは?
よく「適量」って書いてあるけど、実際どれくらい出せばいいのかと、こういった疑問を多くの人が抱いているでしょう。
♦解説します
ミディアム以上:500円玉くらい
上記のサイズ感で手に出しましょう。もちろん多過ぎは良くなくて、髪の毛に最低限必要な油分まで洗い落としてしまいます。結果、髪の毛が乾燥し痛みやすい毛質になります。
製品によっては「適量」ではなく詳しく表記されているものもあるので、必ずシャンプーボトルの背面は確認しておきましょう。
シャンプーする時の「手」のかたち
シャンプーする上で大事な「手」について解説します。
シャンプーする時の手の形は、ソフトボールを掴むような形を意識すると良いでしょう。
後頭部で十分泡立たせてから、指の腹を頭皮に当てて優しくゆっくりマッサージしてください。頭がジンジンする、温まってくる感覚を覚えたら血行が促進されている証拠です。
力を入れすぎると毛根が痛んで抜け毛につながります。力を入れる必要は一切ありません。また、髪に泡が付着している状態が長く続くと、キューティクルが痛んでダメージ毛につながります。
シャンプーを水で流す時に前髪を顔に下ろしてしまうと、洗い流された汚れが顔に付着し、ニキビの原因になります。
シャンプー、トリートメント、リンス or コンディショナーとやっていると髪をすすぐ回数が増えてしまい、結果として皮脂の流し過ぎにつながります。
♦「リンスインシャンプー」がおすすめです
リンスインシャンプーとは名前の通り、リンスとシャンプーが一緒になったもので、ヘアケアの手間を一つ省くことができます。また、男の薄毛問題にスポットライトを当てた「SHIN.ボタニカルスカルプシャンプー」は、「シャンプー+コンディショナー+スカルプケア」の3役を同時にこなします。詳しくは以下の記事からどうぞ。
》20代〜40代メンズにおすすめ!「SHIN.ボタニカルスカルプシャンプー」が薄毛に効果的?
コンディショナーについて
続いてはコンディショナーについて話していきましょう。
シャンプーをした後は髪の毛がデリケートな状態です。シャンプーは汚れを落としながら髪に必要な油分も落とします。
そこでコンディショナーの役割というのが、髪に必要な潤いをあたえることです。
コンディショナーの使い方
コンディショナーの使い方ですが、適量(親指第一関節くらい)を手に取り、毛根から毛先にかけて揉み込むようにして髪全体に行き渡らせてください。
すぐには流さず、最低でも1分その状態で放置してください。理想は2分で、これをするだけで10倍髪のコンディションが良くなりますし、艶やかでソフトな髪を手に入れられます。
よくある質問
よくある質問で、「コンディショナーは完全に流さない方がいいですか?」というのがありますが、回答としては「しっかり流してください」です。
兎にも角にも、いくら髪をケアしても毛穴に不純物が詰まれば毛根周りが荒れだし、抜け毛につながります。
シャンプーの頻度について
シャンプーの頻度についてですが、一日置きにしたほうがいいでしょう。この議題に関してはさまざまな意見がありますが、筆者は両方を習慣化してみた結果、一日置きのほうが髪のコンディションが良い感じで、またスタイリングもしやすいと感じました。

両習慣下で、使っていたシャンプーは変えていません。
♦え、それホント?
「毎日ワックスをつけている場合は?」「毎日ジムで汗かいてるんですけど!」
このような方もいるでしょうし、筆者もほぼ毎日ワックスをつけています。
それでも、シャンプーは一日置きにしましょう(その理由は後ほど)。
また、ワックスも水で洗い流せるものを日頃選ぶようにすると良いです。グリースやジェルなんかは簡単に水で洗い流せます。
》【くせ毛向け】クールグリースGのスタイリングを解説!おしゃれな「くせ毛男子」を目指そう!!
♦例外あり
ヘアスプレーなどを使った日は必ずシャンプーしましょう。

スプレーを使うといっても、おそらく毎日は使わないとは思いますが…
皮脂が出やすい方も毎日シャンプーしたほうがいいです。どうしても水だけで洗い流すことはできないので。
毎日のシャンプーはフケや痒みにつながる?
結論から言うと、毎日のシャンプーはフケや痒みにつながりやすいと言われています。
そもそもフケの正体とは?
フケって何かご存知ですか?
フケは頭皮の古くなった角質が剥がれたものです。
フケが出る原因は?
フケの発生は乾燥が主因と言われていて、シャンプーを使った洗髪のし過ぎで皮脂を必要以上に落としてしまい、その結果頭皮が乾燥しフケが出るということになります。
市販の安価なシャンプーは石油系のものが多く、洗浄に特化しながらも髪・頭皮のケアはそこまでないため、頭皮環境に悪影響を及ぼすものまで存在します。

シャンプーを選ぶ時のポイントですが、
・洗浄と保湿のバランスが取れている
・目的にあったもの(Ex.育毛系、フケ痒みを防ぐ系など)
・リピートできる価格帯のもの
おすすめはこちら▼

頭皮の痒みの原因は?
以下の二つが挙げられます。
- 皮脂が毛穴に溜まることによる細菌の繁殖
- 乾燥による頭皮バリア機能の低下
一日髪をシャンプーで洗わなかったからと、すぐに皮脂が毛穴に溜まるわけではありませんのでご安心を。
また、頭皮バリアが低下してしまうと少しの刺激でも痒みを感じてしまいます。
髪の毛の乾かし方
多くの人が髪をタオルでゴシゴシしながら水気を取っているかと思います。
それ、今すぐやめましょう。ダメージ毛や薄毛の原因になります。
そうではなく、シャワーを浴びたら頭を軽く振って水気を切り、タオルで髪をやさしく叩くようにして水分を取りましょう。髪の毛は摩擦に弱く、特にシャワー後の髪は非常にデリケートで髪の表面細胞が剥がれやすい状態です。
タオルドライした後はドライヤーも手間と思わず必ずかけてください。髪の毛はだいたい8割くらいが乾けばよくて、頭皮まで乾かすようにしてください。高温・強風・至近距離のドライヤーには気をつけましょう。
ヘアオイルは必要?
ヘアオイルに関して最後に話しておくと、これは必須ではありません。
ヘアオイルは髪をコーティングをしてくれるので指通りが良くなりまたツヤも出ます。けどそれはコンディショナーで十分かなと筆者は考えていて、実際筆者がヘアオイルを使うのは翌朝のセットを楽にしたいという時だけです。なので使いたい時に使うのがベストでしょう。
最後に
実際、髪の洗い方に正解不正解は明確にはないと思いますが、良い悪いはあると思います。
僕はこの記事で紹介した洗い方を普段化していて、髪と頭皮のコンディションは非常に良い感じです。以前は痒みなどもあって寝づらい時期もありましたが、洗い方をこれに変えてからだいぶ良くなりました。
シャンプーを検討する前に、まずは普段の髪の洗い方を見直してみましょう。
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