- Canvaって何?
- 有料版は買うべき?
- サムネイルや見出し画像ってどう作るの?
こんにちは、Emiru(@emiru_rn)です。
筆者がブログを始めた当初は、UnsplashやPixabayといったフリー素材サイトで画像をダウンロードしていました。
しかし、Canvaに出会ってからはサムネイルや見出し画像を自分で作るようになり、今では記事の画像関係はほぼCanvaのみで完結しています。
一部ですが、Canvaで作ったサムネイルはこんな感じ。
Example Pictures


いきなり結論ですが、ブログに限る場合はCanvaさえ使いこなせれば他のデザインツールは不要です。
Canvaについて

Canvaは、専門的な知識不要で誰でも簡単にデザイン作成ができるグラフィックデザインツールです。
Pro(有料)と無料版があり、パソコンやスマホでデザインしたあと様々なファイル形式でイメージをダウンロードできます。
※JPG、PNG、PDF(標準・印刷)、SVG(プロのみ)、MP4、GIFでダウンロードできます。
イメージとしては「デザイン作成に特化したパワポ」といったところでしょう。
Canvaでできること

Canvaでできることは色々あります。ステッカーを作れたりカタログやリーフレットも簡単にデザインできます。
今回の本題は「ブロガー向けのCanva」であるため、ブログを作り上げる時に利用する・利用したい便利な機能を紹介します。
イメージやイラストの検索機能
Canvaで使用できる素材はたくさんあります。Proには6000万以上の写真・イメージ・動画素材があり、無料版でも20万以上の無料写真を利用できます。
デザインする上で、すでに頭の中でどんな形にしようかイメージが思い浮かんでいる人も多いでしょう。
Canvaの便利機能の一つとして、特定のイメージを検索できる機能があります。しかも、複数キーワードを使った詳細検索も可能。
この複数キーワード検索が、サムネを作る上でめちゃくちゃありがたい!
他のフリー素材サイトでは検索意図に合わない結果が表示されることが多々あるのですが、Canvaは痒いところに手が届くというか、「お、これこれ!」といった素材に辿り着くことができます。
▽初回30日間はPro機能が無料▽

テンプレートのカスタマイズ
全くイメージが思いつかないという方にも親切なテンプレートのカスタマイズ機能がかなり便利です。
Canvaがテンプレートとして用意しているイメージはどれもクオリティが高く、そのまま使ってもいいくらいしっかりしています。


どちらも、1万点以上のテンプレが用意されています。
まだサムネイルや、見出し画像作りに慣れないうちは、この機能にお世話になるでしょう。
ワンクリック背景除去(Proのみ)
こちらはProのみの機能になりますが、ワンクリックで背景除去できる背景透過機能が超優秀です(記事の後半でお見せします)。
写真の上に写真を配置したい時、どうしても背景が邪魔で重ね置きできないことがあります。
しかしこの機能を使えば、自動で対象写真の背景を除去してくれます。
ブラシを使って微調整もできますよ〜。
デザインの幅が広がり、創作意欲も掻き立てられてどんどん制作するのが楽しくなりますよ。
有料プランへアップグレードするとできること

Canvaの良いところは、無料版でも十分作りたいイメージをデザインできるところです。
しかし、ブログをやりながらデザイン経験を積み重ねていくと、次第にサムネや見出し画像が他と似通ってきたり、デザインの窮屈さを感じるようになります。
筆者の考えですが▼
「ブログをこれからも続けていきたいのなら、一つのデザインツールに課金してツールマスターになってしまったほうがいい」
さまざまなツールに触れて自分の肌に合うものを探すのもアリです。筆者もその結果、最終的にはCanvaに落ち着いています。
こちら料金表です▼
Canva | Canva Pro | |
---|---|---|
月額 | ¥0 | ¥1,500 |
年額 | ¥0 | ¥12,000 |
Canva Proにアップグレードするとこんなにもできることが増えますよ▼
- 20,000点以上のプレミアムテンプレートが使いたい放題
- 6000万点以上の写真・イラスト・動画素材が使いたい放題
- 100GBのクラウドストレージにデータを保存可能
- フォルダー作成無制限
- オリジナルフォントの利用
- デザインした画像のサイズや画質変更
- 背景除去デザインのpngダウンロード
- 24時間365日のカスタマーサポート
そのほかにもデザイナーには嬉しい機能の開放がたくさんあります。
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サムネイル作成風景

では実際に筆者がどんな風にサムネイルを作成しているのかをお見せしましょう。
フェーズ1:作成の準備
Canvaを使ってサムネイルを作る時、まずは白紙の状態からスタートするか、あるいはテンプレートを利用してデザインするかを決めます。
今回は、白紙から始める時の解説をします。
Canvaを開くとまずはこの画面になりますので、画面中央の「プレゼンテーション」をクリックしましょう▼

白紙のデザインシートが開きます▼

これでデザイン準備は完了です。
フェーズ2:使いたいイメージの検索と編集
今回は背景イメージを使ったデザインにしていきたいので、左側メニューバーの「背景」をクリックしましょう▼

シンプルかつCanvaっぽいイメージを使いたいので、検索欄には[ライト]と入れて検索をかけてみます。
候補の中から気に入ったものをクリックし、デザインシートに反映させます▼

他にCanvaっぽいイメージといったら何が思い浮かぶでしょう。
デザインなので、「筆」や「デザイナー」といったイラストを使うのが良さそうです。
メニューバーの「写真」をクリックしてみましょう▼

先ほどと同じように、検索欄に[筆]と入れて、気に入った写真を反映させてみます▼

おっと、背景付きの写真を選んでしまいました。
しかし、ここで使えるのが背景リムーバ機能(※Pro機能)。背景を消して、後ろの背景に写真を溶け込ませます。
背景を消したい写真をクリックすると、上の方に「画像を編集」と出てきます。クリックしましょう▼

開いた機能メニューの「背景リムーバ」をクリックしてみましょう。するとどうなるか…▼


あら不思議。綺麗に背景が除去されて、違和感がなくなりましたね。
デザイナーも同様にやってみます▼


フェーズ3:タイトル作成
イメージ素材が決まったら、次はいよいよタイトル作成ですね。デザイン的にいらない場合もありますが、サムネにタイトルがあった方が記事全体の訴求力が高まります。
筆者は毎回作ることをお勧めします。
メニューバーの「テキスト」をクリックします▼

その中の「見出し」を選択してみましょう。真ん中にドカンと見出しが反映されます▼

今回はCanvaがテーマなので、そのまま「Canva」と入力します。デフォルトが黒色で見にくいため、テキストカラーを白色に変更しています(上部メニューバーから変更可能)▼

テキスト編集で主に使うのはメニューバーの左から三つまでの機能です。フォントタイプ・サイズ・カラーが変更できます。
お好みのテキストを作成しましょう。
フェーズ4:イメージの配置決め
役者は出揃いました。次にそれぞれの配置決めを行なっていきます。
今回使用しているデザイナーの写真。実は、この写真は上側と左側が切れてしまっています。こういった写真を使う際は優先的に配置を決めてしまいましょう。
左上に配置してあげるのが最も良さそうですよね▼

タイトルは基本真ん中にあるものなので、今回はこのまま据え置き。
では、筆のイラストを動かしてみましょう。どこが良さそうでしょうか…。
左側にはデザイナーの写真、真ん中にはタイトル。そうなると、右側がスペースになっているので、そこに配置してあげるのが良さそうですね▼

フェーズ5:足りないものを補っていく(仕上げ)
フォントも変更し、現状はこんな形になりました▼

これで完成!…と、いきたいところですが、このままではデザイナーの下部分に違和感がありますね。
デザイナーは何かを書いています。ならば、ペン先からイラストがどんどん生まれていくイメージ…そんなのはどうでしょうか。
筆者はこのように補ってみました▼

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フェーズ6:イメージのダウンロード
最後にイメージのダウンロードです。
右上の「共有」をクリック▼

開いたポップアップの「ダウンロード」をクリックしましょう▼

「ファイルの種類」項目からJPGを選択します。基本的にはJPGでOK。
選択するとすぐにサイズや品質を聞かれますが、Proのみ変更可能です。お好みで調節してください。基本的にはいじらなくてもいいのかなと思います。
「ダウンロード」をクリックすると、作成したデザインがダウンロードされますよ▼

これでサムネイルのデザインとダウンロードは終了です。お疲れ様でした。
今回作成したデザインは本記事のサムネイルで利用していますよ。
まとめ
今回はCanvaの説明と、実際のサムネイル作成風景を見ていただきました。
PhotoShopなどの難しいツールより楽にデザインできて、個人的にはかなりおすすめのデザインツールです。
この機会にCanvaを使ってみませんか?
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